「松原ガレッジ」のブログ

大阪府松原市にあるウェブ開発・HP制作をするところ。管理人が思ったことや困ったこと、課題についてまとめていきます。

【ブログの見出しって?】最後まで読まれる記事は「見出し」が重要!

ブログの見出しって?最後まで読まれる記事は「見出し」が重要!

Webライター兼コワーキングスペース管理人の五島聖也です!

早速ですが、クラウドソーシングサービスなどを活用してWebライティングを始める方が増えてきましたね。コロナ禍で在宅ワークが増えたこともあり、副業として始められた方も多いのではないでしょうか?なかには、ポートフォリオ用に自分でブログを開設した方もいるはずです。

ブログを運用するにあたって重要なのは、もちろん記事の内容ですよね。しかし「見出しの付け方」も重要だということをご存知でしたか?

「今まで適当に見出しを付けていた」
「要所で入れればいいんじゃないの?」
「そもそも見出しを付ける必要あるの?」

そんな駆け出しライターの皆さんに今回は、私なりの解釈で見出しを付けるメリット、付け方のポイントについてご紹介します。自分が書いた記事を最後まで読んでもらうためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

ブログの見出しってなに?

ブログの記事において見出しとは、内容を短くまとめた「テーマ」のことです。記事には何千字という文字が書かれているため「この部分では〇〇について書いてます!」という風にテーマごとに要点をまとめて章を区切るときに使用します。

たとえば、今回の記事であれば「| ブログの見出しってなに?」がひとつの見出しです。見出しを付けることによって、読者にこの章では「見出し」について説明していますよ!ということを伝えることができます。

ブログで見出しを付けるメリット

見出しを付けるメリットは2つ。「記事が読みやすくなること」「SEOに効果がある」というメリットがあります。ひとつずつご紹介していきます。

記事が読みやすくなる

記事の読みやすさは見出しの有無によって変わります。なぜなら「どこで何について書かれているか」が全体を通してはっきりとわかるからです。

そもそも、Web上の記事では長文が読まれない傾向にあります。同じ大きさ・同じ行間でダラダラと文字が並んでいると、読者は読みにくさを感じてしまうからです。
見出しを付けて、文字の大きさにメリハリを持たせたり伝えたい内容を区別したりすることで、読者は流し読みでも「ここは〇〇ついて書いている」と認識しやすくなります。その結果、記事全体が見やすくなるため、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。

SEOに効果がある

SEOにも効果があります。検索エンジンが重視する「hタグ」という見出しタグが設定されるからです。

SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleYahoo!などの検索エンジンがWebサイトや記事、画像などのコンテンツを上位表示されることです。検索エンジン内には「クローラー」と呼ばれるプログラムが巡回しており、ネット上で公開しているさまざまなコンテンツをデータ化して情報を読み取っています。

クローラーは、見出しタグのなかに含まれるキーワードを重視しています。そのため、見出しにキーワードを含ませることで、SEO効果が高まるのです。
また、見出しは「大見出し(h1)」「見出し(h2)」「小見出し(h3)」と分かれており、それぞれで重要度が変わります。なぜなら、クローラーは大見出しから順に情報を読み取っていくからです。

クローラーが、読み取ったデータを「良質なコンテンツ」と判断すれば、そのコンテンツは検索結果で上位表示される可能性が高くなります。 つまり、見出しを付けることはクローラーにとっても記事の内容を判断しやすく、上位表示されることによって読者が増える可能性が高くなります。

ブログの見出しを付ける際のポイントは?

ブログの記事に見出しを付ける際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

見出しで内容がわかるようにする

読者は見出しで、記事を「見る」「見ない」の判断をします。そのため、見出しは記事の内容がわかるように設定するのが理想です。
たとえば皆さんも、書店で気になるタイトルの本があったとき、最初の目次(見出しの羅列)を見て購入するか否かの判断をしていませんか?

Web上の記事もほとんど同じです。読者は疑問や悩みを解決したいという明確な目的があってページを訪れています。
自分が持つ疑問や悩みを検索して、解決してくれそうなタイトルのページへと入ります。そこで、記事のどの部分で解決できるのかわからなかったり、そもそも見出しが付いてなかったりすると内容を読まずにページを離れてしまいます。
そこで重要なのが見出しです。見出しだけで何について書いているのか、ある程度内容がわかるようにしていれば、読者を他のページに逃すことなく読んでもらえる可能性が高くなるのです。

見出しの順番を意識する

大きい見出しから順に内容を噛み砕いていくと読みやすい記事へと仕上がります。

たとえば、以下のようなタイトルの記事を作成する場合。
「開催まであと少し!オリンピックの歴史と過去の日本人金メダリスト」
タイトルは< h1 >タグになるため、私たちが見出しを設定するのは< h2 >タグからです。

< h1 >開催まであと少し!オリンピックの歴史と過去の日本人金メダリスト< /h1 >
< h2 >オリンピックの歴史< /h2 >
 < h3 >オリンピックが4年に1度の理由< /h3 >
 < h3 >最初のオリンピック種目< /h3 >
  < h4 >競争< /h4 >
  < h4 >レスリング< /h4 >
< h2 >【競技別】オリンピックで金メダルをとった日本人< /h2 >
 < h3 >陸上< /h3 >  < h3 >水泳< /h3 >  < h3 >etc…< /h3 > < h2 >まとめ< /h2 >

ご覧のように< h2 >タグでメインの見出しを掲げ、それについての細かい情報を< h3 >・< h4 >タグで噛み砕いていきました。そうすることで、読者が必要としている情報をいち早く届けることができます。
たとえば「過去のオリンピックで金メダルをとった日本人を知りたい」という読者は、歴史の部分をわざわざ読まずに済みます。さらに、競技別で分けることによって読者が気になった「競技での金メダル保持者」を知ることができるはずです。
このように、テーマを噛み砕いて見出しを付けることによって、より細かい情報を読者に伝えることができます。

ただし、見出しタグを使う際の注意点がひとつ。< h2 >タグの次に< h4 >タグを使うなど、数字を飛ばしたり順番を間違えたりしないようにしましょう。クローラーが読み取る際に混乱してしまうからです。
正しい見出しを付けて、読者にもクローラーにも読みやすい記事を作成していきましょう。

見出しの付け方に正解はない

見出しの付け方は、Webライティングを進める上で必要な要素のひとつです。どれだけ有益な情報を書けたとしても、読んでもらえなければ意味がありません。
どこを分けるか・どのテーマを深掘りするかは、ライターによって異なります。正解があるわけではありませんが、見出しで読みやすさや伝え方は変わってくるはずです。
最後まで読んでもらえるように、正しい位置に見出しを付けて読者にストレスを与えない記事を書きましょう!